深層学習用の画像データセットを作るさいに、ImageMagickを使ってリサイズと回転処理を行ったので、備忘録としてまとめます。
インストール
OSがUbuntuだったので、パッケージからインストールしました。
ターミナルを開いて下のコードを実行してください。
sudo apt-get install imagemagick
画像処理
フォルダ内の画像を一括で変換したい場合は、フォルダ内で右クリック→「Open in Terminal」でターミナルを開いてコマンドを入力します。
フォルダ一括変換では、convert
だとうまく動作しなかったので、mogrify
を使いました。
画像のサイズを変える
ex) フォルダ内のJPG画像をすべて解像度512×512にリサイズ
mogrify -resize 512x512 *.jpg
画像を回転させる
ex) フォルダ内のJPG画像をすべて180度回転させる
mogrify -rotate +180 *.jpg
+は時計回り、-は反時計回りになります。
ex) フォルダ内のJPG画像をすべて反時計回りに90度回転させて、一つ上の階層のoutputディレクトリに保存する
mogrify -path ../output -rotate -90 *.jpg
画像を反転させる
ex) フォルダ内のJPG画像をすべて上下反転させる
mogrify -flip *.jpg
ex) フォルダ内のJPG画像をすべて左右反転させる
mogrify -flop *.jpg
コメント