無料で簿記が勉強できると話題の『CPAラーニング』を利用して、簿記3級の勉強を始めました。
アウトプットしたほうが記憶に定着すると思うので、勉強ノートを作っていこうと思います。
別日のノートはこちら
教科書は「いちばんわかる日商簿記3級の教科書」を使っています。
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今日の簿記3級の勉強の流れ
教科書の第1章の講義を受講した。
- 簿記の用語について知る
- 貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう、B/S)
- 仕訳
- 勘定
- 損益計算書(そんえきけいさんしょ、P/L)
簿記の重要単語
借方・貸方
簿記では、記録をつけるときに「左右に分けて書く」という大きな特徴がある。
その「左右」のうち、左側を借方、右側を貸方という。
これは言葉の意味を考えるより、”そのまんま暗記する”のが良いそうだ。
覚え方は、「かり」の『り』が左払いだから「借方」は左、「かし」の『し』が右に流れているから「貸方」は右。
よく出てくる用語例
講義で重要と言われた単語を紹介します。
- 出資を受ける:株主から元手となる資金をもらうこと
- 借り入れる:銀行からお金を借りること
- 貸し付ける:お金を貸すこと
- 掛けにする:代金を後払いにすること(のちに売掛、買掛という単語がでてくる)
- △:マイナスのこと。△100は-100を意味する(-と書くと+に改ざんできてしまう)
貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう、B/S)
貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)は、会社のある時点での財政状態をあらわしている。
貸借対照表の3要素
説明のために簡略化すると、貸借対照表は下の図のように、「資産」「負債」「資本」の3要素からできていて、それぞれ定位置がある。
これら3つの要素の意味は、
・資産:会社がもっているものの金額
・負債:調達したお金のうち、返済義務がある金額
・資本:調達したお金のうち、返済義務がない金額
貸借対照表の勘定科目
上の表の、「現金」や「借入金」、「資本金」といった勘定科目は、お金をどういう状態でもっているか(借方)、どうやって調達したか(貸方)を表すラベル。
1)資産の勘定科目
資産の勘定科目 | 勘定科目の意味 |
現金 | 紙幣や硬貨などの通貨 |
建物 | 店舗・事務所・倉庫など |
土地 | 建物のための敷地 |
買付金 | 金銭を貸し付けた場合の、その金額を回収する権利 |
売掛金 | 商品を販売したが代金を受け取っていない場合の、代金を回収する権利 |
2)負債の勘定科目
負債の勘定科目 | 勘定科目の意味 |
借入金 | 金銭を借り入れた場合の、その金額を返済する義務 |
買掛金 | 商品を購入したが代金を支払っていない場合の、当該代金の支払義務 |
3)資本の勘定科目
資本の勘定科目 | 勘定科目の意味 |
資本金 | 株主から出資を受けた金額 |
繰越利益剰余金 | 会社が稼いだ金額 |
貸借対照表の借方、貸方について
「借方」は”お金をどういう状態でもっているか”
「貸方」は”お金をどうやって調達したか”
この覚え方はわかりやすいと思ったからぜひ参考にしてね。
貸借対照表を作るさいの3つのポイント
貸借対照表をもう少し具体的にすると下のようになり、作るさいにはポイントが3つある。
1年分の取引をまとめた貸借対照表は、通常1年に1回作られる。貸借対照表を作るために、期中は仕訳で記録し、勘定で整理する。
「買った金額」で書くらしいよ。これは教科書の16ページに書いてあった!
仕訳
取引があると「どの勘定科目がどれだけ変化したか」を記録していく。この記録が仕訳。
具体例を見ていく。
①株主から600円の出資を受けた。
②現金500円で建物を取得した。
勘定
仕訳ができたら勘定に書き写す(=転記する)。
勘定とは、仕訳の内容を勘定科目ごとに整理すること。下の図のように、勘定にも借方・貸方がある。
仕訳で出した例を勘定に転記してみる。
①株主から600円の出資を受けた。
②現金500円で建物を取得した。
①の取引と②の取引を転記すると次のようになります。
転記が終われば、勘定科目ごとに残高を計算し、貸借対照表に書き込んでいくと貸借対照表が完成する。
損益計算書(P/L)
損益計算書(そんえきけいさんしょ)は、どういった要因で損益が発生したのか(経営成績)を表す。
損益計算書の2要素
説明のために簡略化すると、損益計算書は下の図のように、「費用」「収益」の2要素からできていて、それぞれ定位置がある。
これら2つの要素の意味は、
・収益:売上などの利益の増加要因
・費用:仕入や給料などの利益の減少要因
損益計算書の勘定科目
1)収益の勘定科目
収益の勘定科目 | 勘定科目の意味 |
売上 | 商品を販売し販売代金を得た |
受取手数料 | 取引を仲介し仲介手数料を得た |
受取利息 | 貸し付けたお金に対する利息を得た |
2)費用の勘定科目
費用の勘定科目 | 勘定科目の意味 |
仕入 | 商品を購入し代金を支払った |
給料 | 従業員に給料を支払った |
水道光熱費 | 水道光熱費を支払った |
支払利息 | 借り入れたお金に対する利息を支払った |
損益計算書を作るさいの3つのポイント
損益計算書をもう少し具体的にすると下のようになり、作るさいにはポイントが3つある。
- STEP1取引が発生
- STEP2仕訳
- STEP3勘定
- STEP4収益・費用の勘定科目ごとに残高を計算
- STEP5損益計算書に書き込む
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