ImageMagickを使った画像処理【リサイズ・回転・反転】

プログラミング
Mohamed HassanによるPixabayからの画像

深層学習用の画像データセットを作るさいに、ImageMagickを使ってリサイズと回転処理を行ったので、備忘録としてまとめます。

インストール

OSがUbuntuだったので、パッケージからインストールしました。

ターミナルを開いて下のコードを実行してください。

sudo apt-get install imagemagick

画像処理

フォルダ内の画像を一括で変換したい場合は、フォルダ内で右クリック→「Open in Terminal」でターミナルを開いてコマンドを入力します。

フォルダ一括変換では、convertだとうまく動作しなかったので、mogrifyを使いました。

mogrifyは上書き保存なので、元の画像が消えると困るなら-pathを使って別のフォルダに保存する必要があります。

画像のサイズを変える

ex) フォルダ内のJPG画像をすべて解像度512×512にリサイズ

mogrify -resize 512x512 *.jpg

画像を回転させる

ex) フォルダ内のJPG画像をすべて180度回転させる

mogrify -rotate +180 *.jpg

+は時計回り、-は反時計回りになります。

ex) フォルダ内のJPG画像をすべて反時計回りに90度回転させて、一つ上の階層のoutputディレクトリに保存する

mogrify -path ../output -rotate -90 *.jpg

画像を反転させる

ex) フォルダ内のJPG画像をすべて上下反転させる

mogrify -flip *.jpg

ex) フォルダ内のJPG画像をすべて左右反転させる

mogrify -flop *.jpg

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